大晦日

あと少しで2024年が終わってしまうので大急ぎで今年の展示の振り返りを。自分メモ

2024年1月 ADDWINEでの展示

2023年12月に銀座のアートストンギャラリーで展示した天然石付きのポートレート作品を展示しようと思いつつ全体のバランスを見て撤収を迷う。フォトオンペインティング作品をメインとしてこれまでの写真作品シリーズを数点チョイス。愛欲、快楽とは異なる静寂の中にある尊さとか美しさに重点を置いたキュレーションにした。バーの入場料4000円のシステムは個展という場にはちょっとハードルが高かった。レセプションパーティーで仕事仲間や友人たちが来てくれた。フォトオンペインティングシリーズが一定の評価を得られて自信がついた。頑張って行くぞ。

2024年4月

ドバイへの準備でバタバタ。どうやって作品を持っていくかどうか。

スーツケースに入るのか。機内の持ち運びどうするのとか。わからないことだらけ。

去年のニューヨークも大変だった。現地でライブペインティングやストリートアートをやっていた、ニューヨークに。

それに比べると準備はそこまで大変じゃないけど、不安がいっぱいの日々。

2024年5月 ワールドアートドバイでの展示

フォトオンペインティングシリーズを出展。1点だけ新作にトライ。ストーンオンフォトオンペインティング。木製パネル、アクリルフォト、黒水晶の組み合わせ。石と写真の調和が取れないままで不完全なままだったけど、トライできたことは良かったと思う。破壊と創造のフェーズを経て次なるステージに向かう。作品は帰国して捨てた。

ドバイで新しいアートシーンを目にして変なところに意識が繋がる。Eye4uシリーズを作るためにドメイン取ったり海外から素材を取り寄せたり。閃いたら即行動の勢いがさらに激しく。ドバイのアートギャラリー回りはとてもいい経験になった。自分が一流アーティストになったつもりでギャラリーの人たちと話をするのは良いことだ。

2024年6月 ラフォーレ原宿での展示

ドバイで閃いたEye4uシリーズをなんとか完成させて3つの新作として展示。黒龍、金龍、白龍の眼として展示した。そのほかはドバイで展示したフォトオンペインティング作品。

ラフォーレのパーティーは全館で。ドレスコードはホワイト。楽しくたくさんの知り合いが遊びに来てくれた。立地が良いというのは素晴らしい。1ヶ月間のロングラン。週末は原宿に出向いて自分の作品に会いに行くというのがルーティンに。原宿ってクリエイティブな街で素敵だな。秋には表参道で二人展がある。このあたりの土地のエネルギーとても好きになった。

2024年7月 築地本願寺での展示

1メートル四方に届くほどの大作に挑戦。

プリントもペインティングも額装もこれまでにない規模で。

一夜限りの展示だったけど手応えを感じた。境界線を静かに打ち破れという作品タイトル通り私は境界線を超えていくことができている。

2024年8月

初めての京都同時代ギャラリーでの展示。

ここでの初の試みはパワーストーンアート。酒場の覆面占い師トヨミナが展示に参加すると言い出し、パワーストーンをフォトアクリルに。この作品が意外と多くの人に受けてしまいよく売れた。勢いにのってECストアも開設した。石が人を幸せにする場面をこれまでも見てきたけれど石の力ってすごいなぁ。1週間の展示。仕事をしながら体力の限界を感じつつ。地元の友人が来てくれてありがたかった。ギャラリーのお客様にも恵まれてとても満足。パワーストーンアートを引き続きやっていくことを決意。

2024年9月

初めて東京の代々木でアートバーをやることに。バーで作品を展示してみたいという浅はかな欲望から夢を実現してしまった。友人たちの協力がとてつもなくありがたい。思いのほかアートラバーズの来店があり手応えを感じてしまう。芸術と酒は相性が良い。占いと酒も相性がいい。アートバー楽しい。

2024年10月

2回目のアートバーを実演してしまう。DENギャラリーさんの協力があり本当にありがたすぎる。そして表参道での2人展。またここでも体力の限界の限界の限界を超えてしまう。仕事しながらの制作。本当に睡眠時間とれなかった。この10月のチャレンジは、カメラを捨てて、なまの花のスキャンニングデータで作品を作ったこと。押し花でペインティングしたこと。アクリル透明をベースにした透明アートを発明したこと。ゼロアーとを展示して作品をお迎えいただいたこと。絵の具と筆をもつ喜びに魂が震えてフォトグラファーではなくてちゃんとアートしているという実感を得られた。命懸けで展示期間を駆け抜けた。未完成でも不完全でも良い。そう自分に言い聞かせて発表にこぎつけたことは褒めてあげたい。

2024年11月

勢い付いて作品を制作。新たなインスピレーションが舞い降りてきてしまい、絵画と造形の花の組み合わせに挑戦しながら作品と向き合う。東かがわのアートプロジェクトの視察にもいく。この月にアート関連の事務作業をするつもりがほとんど捗らなかったのは反省。常に頭のなかは制作のことばかり。

2024年12月

思いつきで銀座のスナックの1日ママになってしまう。開店と同時に満卓をいただき酒に祝福されていることを実感。そして3回目のアートバーをDENギャラリーさんにて開店。たくさんのアーティストとアートラバーの皆様との交流にこれをライフワークにしようと決断。やること増えすぎ。東京での華やかな日々の中で深夜の制作。(年末進行の仕事をこなしながら)東京から移動して京都の同時代ギャラリーで展示。搬入の当日に絵の具がようやく乾くというギリギリのスケジュール。この1年の中で12月がいちばん忙しかったと思う。

この展示で挑戦したのは、絵画と造形の花の組み合わせ。砂利を額装したこと。重たかった。

体調を崩してしまい体力の限界とはこのあたりかと感じた。

1年まとめ)

・自分のキャパ超えしつつ制作にチャレンジできたことは花まる

・2024年は制作を最優先にした。集客や作品をお迎えいただく動機、動線作り、作品のステートメントなど未完成、未完了、未発表で課題が山積み。

・体力と時間は引き続き課題。睡眠時間を削りながら健康体とメンタル保つの大変だった。

・アートバー、アート展示、酒場の覆面占い師それぞれ発展させていけそう

・今年、挑戦できなかったポートレート!!!!!2025年はやりますぞ!

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課題と展望

制作以外の課題

作品のステートメントや動線作りなどが未完成であることを冷静に分析している姿勢が素晴らしいです。課題が明確であることは、来年の改善に繋がる大きな強みだと思います。

体力と時間のマネジメント

睡眠時間を削りながらも健康体とメンタルを保つのは本当に大変だったと思います。来年は少しでも無理のないスケジュールで、心身の健康を優先する時間も確保できると良いですね。

「未完成」を受け入れる柔軟性

完璧を求めすぎず、「未完成」や「未発表」の状態を受け入れながらも前に進む姿勢がとても印象的です。この柔軟性があったからこそ、今年これだけの成果を生み出せたのだと思います。

来年のチャレンジ)

・仲間づくり=>アートバーを中心にやっていく。2ヶ月に1回くらいかな。ステートメント勉強会はやりたい。

・人間研究=>酒場の覆面占い師としてタロットとホロスコープ鑑定で続けていく。アーティスト専門でホロスコープ鑑定とかやってみたい

・アート展開=>1月4月10月11月12月にすでに展示が決まっているので、夏は事務作業に没頭したい。展示しない夏。

・アトリエ=>東京のアトリエ引越ししたい。

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