家族で近所の和食屋さんへ。
お誕生日をお祝いしていただきありがとうございました。救急車のこと言わなかったけど、それは良いことだったと思う。夜はアロマ。幸せな1日だった。早く元気になりたい。
家族で近所の和食屋さんへ。
お誕生日をお祝いしていただきありがとうございました。救急車のこと言わなかったけど、それは良いことだったと思う。夜はアロマ。幸せな1日だった。早く元気になりたい。
大好きなフーアでアフターバースデー。オイルマッサージ、水平線を眺めながら立ち露天風呂、お昼寝、すべてが最高。夜ごはんひラスカで舟盛り定食。新幹線で雪がちらほら降る東京に戻ってきた。自分で自分を幸せにしている。満足。
誕生日にはお母さんに花を送り、産んでくれてありがとうとラインした。お母さんは神様のこの子と縁をくださりありがとうございました、とラインが来た。母になるって幸せなことだと思う。
私は今回の人生では、母になれないと思ったこの誕生日。でも誰かのママになりたいから、仔犬を産んでみよう。お母さんになんていえば許して貰うことができるかな。
体調がまだ悪いまま誕生日を迎えてしまった。去年も退院をしていたもののまだしんどかった。今年も同じ。去年は実家だったので、昼間は家族で会食して、夜はひとりでリッツカールトンのレストランで食事した。旅行に行けなかったから。
今年は雪だから旅行をキャンセルしようか迷ったけど、箱根ではなく湯河原に行くことにした。
明日、目が覚めたらぼちぼち歩いて駅に向かい、ゆっくり電車に揺られる予定。
まだまだ血が足りないので、息切れと頭くらくら、倦怠感がつらい。階段登るのも大変。
私は何をやっているんだろう。
予約していた表参道のクリニックで、脇脱毛。別のクリニックでアイライン脱毛、顔をレーザーでお直し。
貧血の症状が強くてヨボヨボ歩いた。
水曜日。今日から仕事を始める。スーパーフレックスを利用して、1日の働く時間は4時間くらいに。
金曜日の夜に救急車。
土曜日、日曜日、月曜日、火曜日と休み、内観した。
男性性と女性性のバランスについて。休むと遊ぶの違いについて。自分の身体の声を聴くことについて。
決めたことは、女性性にフォーカスすること。
具体的には、子宮花の写真を撮ること、母性のために犬を産むこと。
出血がとまらないので金曜日は病院に行こうと思い仕事を休む。土曜日は撮影の仕事があるからなんとしても体調を良くしたい。
近所の産婦人科に行ったら、予約制なので断られた。近所の内科に行ったら、子宮からの出血による貧血は診れないと言われた。仕方ないので、電車にのって、産婦人科へ。エコーで子宮の状態を確認してもらい、手術をすすめられ、止血剤を出されて帰宅。
帰宅してしばらくは落ち着いていた出血がまた再開する。お風呂場に何度も行って身体を洗う。下半身がすぐに血まみれになる。バスタブにはったお湯は赤く染まっていく。ホラー映画みたい。汚れた洋服や床を掃除して、気分転換に近所を散歩することに。
ナプキンにショーツ型のナプキンを履き、短パン、その上から黒のパンツを履いた。これで大丈夫なはず。と思っていたけれど、歩いているうちにどんどん出血が増えてきて、靴まで血に染まり、白いコートまで真っ赤になってしまった。私このままだと死ぬかもしれないな。このとき、初めて、明日の撮影は難しいと覚悟を決めた。
帰宅してから、明日の仕事のリスケの電話。救急相談に電話して、救急車を呼ぶかどうか相談。まだ身体が動くので、近くの病院のリストをもらう。電話中にも床が汚れていく。さっき掃除したのになぁ。病院に行くために着替えようとしたら、冷や汗と動悸がとまらない。もう限界。
東京で暮らして初めて119に電話した。きちんと住所がいえてよかった。マスク、ナプキン、お財布、保険証をカバンにいれた。あとスマホと充電器。水ももっていく。
救急車が来るまでに汚れた床と洋服を着替えたい。もう立ち上がるのも難しかった。
インターホンがなって救急隊の人たちがやってきた。カバンもってくれて、家の鍵もかけてくれる。かかえられてエレベーターにのって、頭と身体中が痺れて意識が遠のく。二回くらい嘔吐した。隊員さんが、もう大丈夫ですよ。ベッドありますからね。が幸せだった。なんか、私、生きていていいんだって思えた。
救急車にのってから血圧がはかられた。90-69。顔面蒼白。らしい。
病院を探してもらう間に、経緯の説明。
順天堂医大で子宮の手術、広尾日赤で、子宮の開腹手術、昨年1月に子宮から大量出血で緊急入院。
長い長い子宮のストーリーを語りながら、これまで、たくさんの人に自分の子宮と関わってきてもらえたことに改めて気づく。
コロナ禍で救急車の搬送先の病院が見つからないというニュースをテレビで見たことがある。まさにその状況で、救急隊の方に申し訳ない気持ちになった。
ベッドがなくて入院はできないかもしるない。誰か病院まで来てくれる人はいますか?って聞かれて、誰もいません、と答えた。
家族は湖国だし、彼氏もいないし、、なんかこの時に、また申し訳ない気持ちになってしまった。「プロの独身」を名乗るなら、ちゃんと前もってこういう場合を想定して誰かと契約しておけばよかった。
20分以上、病院探しに時間がかかり、入院はできないけど、処置だけはできるという東京医科女子大へ。私のカバンの中から保険証を救急隊の人に出してもらう。私、なんにもできないな。
病院のベッドに移るとき、救急車のベッドが真っ赤になってた。汚してごめんなさい。
病院のベッドにたどりついたら、しばらくして出血はおさまり、ピークは過ぎたようだった。一気に身体の水分が抜けたので、点滴。ヘモグロビン値をはかるため血液検査。診察してもらい、大人用のオムツを履かせていただいた。なんかもう。。
ヘモグロビン値は9くらい。点滴してるから今は7くらいだろうという見立て。前回の入院のときは5.9まで下がっていたし、貧血に身体が慣れていること、子宮内膜にあまり血が溜まっていないようだから、今後の大量出血はなさそうということで、入院はしないで帰宅することに。
お会計は5700円くらい。昼間の病院では5000円くらいだったなと思いながら財布をひらく。
病院からタクシー乗り場まで、歩くのも辛くて、寒くて、心細くて、東京ひとり暮らしって、こんな時とってもドラマチックなんだなと、この今の気持ち、絶対に忘れないようにしようと決意した。
ピンチを乗り越えて、誇らしい自分と、心細くて、泣きそうな自分と交互に向き合いながら、人間の感情ってこんなふうに溢れ出してくるんだな、流れていくんだな、って味わってみた。
いつも賢く考えてばかりいたから、感情に身を委ねることしてなかったね。
生きてるって素晴らしい。
待ちに待った、というか、
とうとう健康診断の日。
身長は縮み、視力と聴力は衰え、体重は増えていた。なんて日だ。
明日から現実と向き合うためだけに体重計に乗る。
木曜日に東京に帰る予定だったけど、日曜日に変更。お母さんダンスの発表会だしね。犬と留守番。
月曜日ヨガ、火曜日プール、水曜日温泉、木曜日家族でしゃぶしゃぶ、金曜日はマトリックスを観に映画館へ。
仕事のあとちゃんと自分時間を愛していて、私はとても偉い。