9月30日(夜) 「全治3週間」

東京の病院に。
紹介状をもとに診察してもらうが
診断書はもう警察に送ってある。
レントゲンも預かっていないため、
イチからの問診とレントゲン撮影が始まった。
もう面倒きわまりない。

もうやだーーー。

ここでも「交通事故は健康保険が使えません」
なんて言われて、依託請求の手続きをとる。

(保険が使えるのになんで病院ってのは
 こんなことを堂々と言うの?)

「痛いです、痛いです。
 頭も肩も背中も手首も腰も、全部、全部!」

医者に訴えるもなぜか空しい。
診療を終えて仕事に。

カラ元気も空しくやっぱり身体がツラい。






9月29日(夜) 「全治3週間」

交通事故で全治3週間。
ぐえ。

診断書にはこう書かれているけれど、
ムチ打ち症なんていつ治るかわかんない。

車の保険屋に勤めている友達から電話。

「今週1週間は、絶対に安静にしておきや。
 絶対にあとから来るからな、ほんまやで。」

今日、やっと東京の自分の家に戻ってきた。
楽しいはずの小旅行はとんだ結末に。

沖縄旅行は、台風でダメになるし、
代わりにいったUSJでは大雨だし、
気休めに計画した箱根旅行では交通事故かよ!

診断書を警察に郵送。
さすがに、箱根まではもう行きたくないよ。




9月28日(夜) 「家に帰れない…。」

一泊二日の箱根小旅行。
二日目は、静岡県は御殿場へ。
東日本最大のアウトレットでお買い物を堪能。

箱根の山を再び超えるころはもう夕方で渋滞。
東京へ向かう国道一号線も渋滞。
西湘バイパスももちろん渋滞。

東京に着くのは何時かしらと思いながらも
渋滞の最高尾に車をつけた。

ルームミラーにうつるのは
信じれられないスピードでこちらに向かってくる
凶器の光り。



あぶない!




バーン!という音とともに、一瞬、身体がもちあがって
シートに身体全体を叩き付けられた。
何がなんだかわからないままに、事態は目まぐるしく動く。

救急車にのって病院へ。
箱根まで戻って、警察で事故の処理。
保険屋さんとの交渉。

風邪薬は飲んでいないので、熱が上がってきた。
その日、結局、東京には戻れないことが判明。
次の日には、また神奈川県の箱根に近い病院へ。
診断書は日曜日は書けないという。
えー、とってもとっても面倒なんですけれど。

あぁ、明日の仕事を私どうしよう?
設定していたアポイントメントと納期とのかねあいを
考えながらよくわからないベッドで眠った。

東京の家には帰らず。
ひっく。








9月28日(夜) 「箱根彫刻の森美術館」

ずっと行きたいと思っていた場所へ。
「箱根彫刻の森美術館」。

新鮮な空気。素晴らしい緑の木々。
ピカソとか、ヘンリー・ムーアとか…。
実は全然わからないけれど、
これだけのものが年月を経て21世紀まで
残っていることにただ感動する。

私の作品はいつまで残るかしら。

箱根の小さなペンションでディナーして
露天風呂して就寝。

風邪薬が効いてあっという間に寝てしまった。









9月27日(夜) 「明日は箱根」

「もしかして風邪ひいてるんじゃないですか?」
というメールをもらって初めて気が付いた。

どおりで、こんなに眠いはず。
どおりで、こんなに身体がだるいはず。
寝ても寝ても寝ても寝たりないはずだわ。

そうだ、私は風邪をひいていたのだ。
喉も痛いし、身体も熱っぽい。

ということで今日も早く寝るに限る。

土曜日、日曜日とまた少し東京を離れようと思う。
一泊二日の近場の小旅行。

おいしいモノ食べて、露天風呂に使って、
気侭にシャッターを押して。


あぁ、なんて幸せ♪

最近ちょっとパワーダウン気味で、
実家に帰りたいとか一瞬だったけど本気で
そう思っちゃったりしたわけで、
いつもの強気がどこかでくじけそうになってた。

未来の日記にはこう書こう。

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目覚ましを使わないで目がさめるって
なんて気分がいいのかしら。
下におりてお気に入りのカフェで
モーニングコーヒー。
恵比寿ガーデンプレイスのマンションって
便利だな、とつくづく思う。
真っ黒なスケジュール帳もこんな朝は
気分よく見られる。
今日は取材が一件。撮影が一件。
明日からはハワイでロケ。
愛犬の世話が旦那が見てくれるらしいし、
一泊くらい延泊して遊ぼうかなぁ。。
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やばい。この妄想はかなり楽しい。
もう夢がかなったようなワクワク感に襲われる。

夢途中の旅人は、こうやって自分を励まして
生きていくがよし。








9月26日(夜) 「なぜか疲れて」

今日もまたやたらにやたらに眠たい。
やらなきゃいけないことはあるんだけれど、
気力と体力がかなり消耗していて
全然、手が付かない。
どうかご勘弁いただきたい
(誰に対して言ってるんだか)

たまたま、地元の友達から電話がかかってきて
ゆっくりとおしゃべり。

「私、東京に出てきてよかったのかな。と悩むことが
 たまにあるんだよね。。」

と思わずこぼしたら

「何いうてんのぉ?帰ってこようと思ったら
 いつでも帰ってこれるやん!チャンスは目の前に
 あるかもしれへんからやれるだけ頑張りぃや!」

あぁ、なんだか気持ちがとっても楽になった。
何も考えずにココにいよう。

田舎から上京して夢を追ってる人って
みんなこんなジレンマを感じているんだろうか。






9月25日(夜) 「おやすみ。」

夜の9時には就寝。
死んだように眠る。
疲れていたすごく。




9月24日(夜) 「ただいま。」

東京に帰ってきた。ただいま。
ずいぶんと長い間、実家にいてわかったこと。
田舎で幸せに暮らすための条件。

いい旦那さんを見つけること。
そこそこ出来のよい子供を産むこと。
いいお母さんになること。
決して高望みはせずに、今ある現状で満足すること。
お父さんと、お母さんを大切にすること。
日曜日の夜ごはんは家族団欒。

今日は、湖畔のカフェに行ったり、
温泉につかったり、ホームセンターや、
スーパーをぶらぶらしてたけれど、
なんだかものすごい違和感を感じた。

みんな穏やかな顔をしてるんだよね。
この町で暮らすことになんの疑問ももっていない。
家にいれば家にいればで、
どこどこの娘さんが結婚しただの、
だれだれちゃんが子供を産んだだの…。

そっかー、よかったねー、と言いつつも、
「やばい!」と心の中でつぶやく。

どことなく居心地の悪さを感じた5日目。

東京はしがみついていなきゃいられない町かも
しれないけれど、やっぱりココで生きる。

「最後まであきれめない人だけが勝てる」
のはまぎれもない事実なわけで。




9月23日(夜) 「帰る場所」

実家に帰ってきています。
はっきり言って幸せです。

何も不自由のない生活。
会いたい人がいて、行きたい場所があって、
行きたいときにどこでも動ける自分の車があって
どこに行けば何があるのか、すべて知り尽くした街。

スーパーレイトショーで映画を見て
家に帰れば、ごはんがあって、
いつでも入れるお風呂がある。

エレベーターで自分の部屋へ。
窓から見える景色はどこかのリゾートホテルみたい。
空気がおいしくて、夜景が綺麗で、☆がいっぱい。

お父さんがいて、お母さんがいて、
ネコが3匹いて、犬が2匹いて、
妹がいて、おばあちゃんがいます。

妹のパソコンを借りて、ここにつながっているけれど、
私の居場所はここではなくて、東京でもなくて、
あぁ、本当にいったい、どこなんだろう。。。

東京には夢があります。
ココ(実家)には、愛があふれています。


私、いつかはココに帰ってこれると信じていたけれど、
そうもいかなくなってきた?

上京して、個展して、両親に
「私は東京で夢をかなえて生きているから大丈夫!」
あれは強がりでもなくて、本当の気持ちで、
だけど、私は正直、今とってもとっても切ない。

しがみついていたいこの時間に。

帰りたい。帰りたい。帰りたい?

私、どこで「ただいま」って言えばいんだろう?
いつココに帰ってこれるだろう?
いつになれば、追いかけずにすむんだろう?
いつになれば、夢はかなうんだろう?

自分が欲しいものがなんだかわからなくなってきた。

だから、もう、沖縄に行きたかったんだってば。

実家に帰ると、私から心地いい生活を奪った
東京というスクリーンでみた、まやかしの夢が
とんでもなく憎らしく思えてしまうから。

ある意味、ホームシックなのかもしれないな。
東京が恋しい。




9月22日(夜) 「語りまくり。。」

タイ料理に舌鼓を打ちつつ、
友達と語る、語る。

いつのまにか、初体験の話になって
久しぶりにする話になんだか
胸がドキドキした。

おもしろおかしく語れるエピソードは
ないんだけど、女の子同士で
「痛かったよね〜!!」
なんて言いながら夜はふける。

今日は一日、人と出会っていて、
とっても疲れたのでひとりでドライブ。
明け方の光がまぶしかった。

9月21日(夜) 「遊びまくり。。」

雨の中、カッパを着てショーを見たり
急流すべりをすべったり、ジェットコースターにのったり、
ウォータースライドしたり。。

これでもかっってくらい遊んだ一日。

ジェットコースターで落ちるあの感覚は
アノ時の感覚とまったく同じ。
コントロール制御不可能な、永遠にも感じる
一瞬のブラックホール。

写真が一枚も撮れずに残念。
台風のアホ。






9月20日(夜) 「沖縄へ行く。。」

沖縄へ女、ひとり旅。
スーツケースの中身は沖縄のガイドブック。
デジタルカメラ。1ギガ近いメモリ。
この夏あまり活躍できなかった
夏用のワンピース。お気に入りのTシャツ。
インスタントカメラ。日記帳。

いっぱい、いっぱいいい刺激を受けて
女を磨いて、感性磨いて、綺麗な空気の中で
深呼吸をしてこの休みで完全リフレッシュするんだ!

そんな決心も新たに、羽田空港へ。
それぞれの行き先へ向かう旅人が交差するこの空間が
なんだか嬉しくて嬉しくて、これから始まるひとり旅に
心躍らせるわたくし。

カウンターで手続きをすませ、荷物を預けていよいよ
出発!ってときに、私は自分の目と耳を疑った。







台風のため欠航






アナウンスを聞いた女の子のグループから
大きなため息が漏れた。
「信じられない。いや、まじで信じられないわ」
スーツケースをもったカップルは彼女の方がかなり
落胆をしている様子。
「あたし、今日のために、昨日までに仕事を終わらせなきゃって
 必死になってがんばったのに、休みまでとったのに!」

それぞれがそれぞれの行き場のない思いを抱えたまま
ツアーのキャンセルの手続きをするために
カウンターに並ぶ。

よくテレビのニュースでみた光景じゃないの。これは。
台風で飛行機が欠航して、空港で足止めされて
帰れない人。飛行機が着陸できず引き返した話。

まさに、自分がその状況になるなんて思いもしなかった。
テレビやニュースを見ない私は台風が来てることすら
知らなかったんだもん。まさに寝耳に水。

ま、今回はあきらめるしかない。
まず最初に希望していたツアーに申し込めず
代替案に申し込んだものの、手続きが完了せず。
他の代理店で探してみるも、あと一歩で満席になる
ほぼ約束されていたキャンセル待ちもかなわず、
沖縄の知り合いの人に無理やり頼んでとってもらった
チケットのツアーだったんだもん。

あぁ、こんなことなら、最初からあきらめて、
他の場所で旅行の計画を考えておけばよかったよ。

というわけで、急遽、行き場所を変更。
新幹線にのってのんびり一人旅の続き。

スーツケースには、沖縄向けの洋服しか入ってない。
このことがちょっと誤算だったけれど、
私の旅は始まったばかり。

明日は、ホテルのロビーでお茶を飲んでから
ドライブして、温泉に行くつもり。






9月19日(夜) 「沖縄へ」

とりあえず、写真展も終わったので、
新しい写真の世界を切り開くためにも
ちょっとした休憩が必要。

ってなわけで、沖縄へ女、ひとり旅。
去年はシンガポールひとり旅で
ひどく楽しかったのでホントは海外に
行きたかったけれど、日程の予算の都合で
今回は国内。

1ギガ近いメモリとデジカメもって
撮影旅行です。

しばらく、ココを留守にするけれど、
元気で帰ってこれますように。





9月18日(夜) 「セクシー写真だ。」

ほぼ決まりかけていた写真の仕事があったんだけど
(もちろん、私はカメラマンで)
さぁ、撮影っていう直前にクライアント様からNGが。

私の作品がセクシー路線なので、
ちょっと考えたいと、考えたいと、いやいや、
ぶっちゃけ、とりやめたいと、
そう仰るわけです。そういうことです。

絶対に後悔させてやるぞ、コノヤロ★

ま、それはともかく、
「セクシー」という言葉は最高のほめ言葉と
思っている私にとっては、ちょっと嬉しく、
「セクシー」って素晴らしいナァ!
なんてひとりで考え込んでいるわけです。

うむぅ。

不特定多数の人を不快にする淫らで下品なセクシーもあれば、
特定の人を惹き付けてやまない、セクシーもあるわけで、
私は愛情にあふれた後者のセクシーをこよなく愛する。

生きる意味とか、自分がどうしてここにいるのかって
突き詰めれば、「性」であって、それは「愛」なくしては
存在しないものであると信じたくて、
私はいつもシャッターを押している。

目の前に存在する誰かは、その両親が愛しあった結果であり、
誰かがまた同じようにその誰かが愛していると、
そう信じたくて、感じたくて、愛されたくて。

何が嬉しいって写真を見た誰かが
「彼女を見ているような気分になる」って言ったり、
「クリックする度に、恋に落ちていくみたい。」って言ったり
するのを聞くにつけ、目にするにつけ、
私はそれこそイキそうなくらい幸せになります。

というか、そんなことは今日はどうでもいいくらい
気分がいい。

写真展も無事におわり、今日は久々のジムに。
プールで泳いで、デッキチェアで夜景を眺めて
すっかり気分はセレブ。

明後日から私は沖縄にいくんだ。
リフレッシュ休暇!





9月16日(夜) 「大阪へ」

梅田駅には、虎のカッコしたオジサンが
メガホンを持って寝ていたりして、
昨日のドンチャン騒ぎがいかに
すごかったかを彷佛とさせた。
阪神優勝の知らせは新幹線の中。
あぁ、関西にいたかったなぁぁあ。

もう一泊くらい大阪にいようかしら。
と思いつつも、こんなときに限って妹が
東京に遊びに来ている。

ホントにタイミングの悪いヤツだと
舌打ちしながらも、東京へトンボ返り。
最終の新幹線で帰って
「ただいま」とドアを開けたそこは誰もいない。

ひとりで、お風呂にはいって
寝ようかとしたときに妹が帰宅。
彼女もオトナなんだからうるさいことは
言わないでおこう。

きっと、上京している友達と遊んでいるのに
違いない。

「銭湯いってきた〜♪」

結局、そのあと、朝方まで
お菓子を食べながらおしゃべりをした。





9月16日(夜) 「大阪へ」

はぁぁあああ。
写真展も無事に終了し、
ほっとひと息つきたいところ。

阪神優勝が決まったから
というわけではないけれど、
なぜか私は大阪におります。

頑張って、働くぞ。っと。






9月15日(夜) 「今日で最後の個展会場。」

寝て起きたら。それが個展の最終日。
写真の初舞台だったなぁ、幸せだったなぁ。。。

さて、上京してきた両親を
駅まで送ってひとりの時間。
あーあ、今日も忙しかったナァ!と思いきや
隣には妹が…。

またまたボクシングの試合があるらしく
しばらく東京に滞在する模様。

男写の某モデルさんの写真をえらく
気に入ったらしく、紹介しろとうるさい。
メールアドレスを教えろと。

「悪いけれど、モデルのコの個人情報は、
 たとえ肉親でも教えられないわっ!」






9月14日(夜) 「今日の個展会場。」

今日も、ホームページを見て写真展を
見に来てくれた人が。
あぁ、インターネットってすごいなぁ。。

人の心だけでなく、人の身体まで
動かす何か。

ホントに私は感謝すべきだわ。
こんなにラッキーな人生でいいのかしら。

ネトア時代に、オンライン写真集で
お世話になったカメラマンの方もご来場。

来てくれたモデルの男の子と
次回の撮影の打ち合わせをしつつ、
なんだかんだで一日が過ぎた。

月曜日で最終日。
あっという間だな、ほんと。







9月13日(夜) 「沖縄に行きたいんだって。」

旅行代理店からの電話。沖縄旅行を申し込んだ。
「せっかく料金もふりこんでいただいたのにも関わらず、
 手違いで、申し込みが完了しておらず、なんたらかんたら。
 キャンセル待ちで今日の今日までがんばったんですが
 なんたらかんたら。」

ふざけんなっ!と言いたい気持ちを抑えて、

「さようでございますかぁ〜。それでは、日程を変更をしての
 御提案をいただきたいのですが。来月の3連休の予約状況を
 お教えいただけますでしょうか?」

折り返しの電話もなかなかかかってこないし、
やっときた、と思ったら、あいにくそれも満室で…。

一ヶ月以上も前の予約が満室って、どんだけキャパがせまいんだ。
キャンセル待ちならできるときいたので、料金を尋ねると、
ええっと、それも折り返しで。

ぶちっ。

こういうサラリーマンは絶対に出世できないな、なんて
ぶつくさ思いながら(自分のことは棚にあげ)
メールで情報くださいと電話をきった。

もちろん、メールは届いていない…。

昨日の夜はそんなことでかなりブルーで
楽しみにしていたこともいっぱいあったのに、
沖縄の海岸線をドライブもしたかったし、
アイスクリームも食べたかったし、
撮りたい写真もいっぱいあったのに。


そんなことばっかり考えて寝たら
沖縄の夢を見た。

朝、起きて、メールをチェックしたらそこには朗報。
私は予定どおり沖縄に行けるのだ。

もう、あの旅行代理店はアテにしない。
あぁ、人とのつながりって素晴らしい!!!






9月12日(夜) 「写真について語る。っていうか。」

写真家として取材を受けたのは、
昨日のこと。

自分の中できちんと消化した言葉で
写真のことを話せるようになりたいなと思って、
古本屋でSTUDIO VOICEを買って
カフェでコーヒーを飲みながら
メープルソープについての批評の文章を読んだ。

…つ、つまらない。
心底つまらないと思ってしまった。

作品を見るのは好きだけれど、
作品についてのウンチクを語られるのは
全然、好きじゃない。
頭で考えることを私の本能が拒否してる。

どうも私はこういう方向には向いてないな。
芸大に行ってて、こういう授業が苦痛だったもん。

パソコンの講議は3年連続で、履修したものの
3回ほど出席しただけで、履修放棄。
写真の授業もつまらなくなってやめちゃったし。

かといって、毎日パソコンさわってるし、
毎日、撮影もしてるから、
もちろん嫌いではないんだけど。

CPUの性能よりも、届いたメールのこと。
露出の適正よりも、レンズの向こうにいる
あの人のこと。

そういうことだけ、考えて、
そういうことをきちんと言葉にしたい。


9月11日(夜) 「写真について語る。」

写真家として取材を受ける。
インタビューの模様を収録。
これがネットで公開されるのは来月らしい。

個展の初日もネット放送で、写真について
えらい熱く語ってしまったけれど、
なんせ伝えたいことがいっぱいある。

ネトア時代に、個人ホームページの可能性について
かなり熱く語った記憶があるけれど、
基本的にその姿勢は今も変わっていない。

本当に言いたい核になる部分は「写真」が伝えてくれる。
私が声に出して伝えようとしているのは、
その周りにあること。熱い芯のまわりにある暖かい気持ち。

とはいえ、精神論だけでもダメなことは
最近ひしひしと感じるわけで、
今さらながら必死になって勉強している。

「写真」について語るのはもちろんのこと、
「撮影」についてもきちんと話せて
「カメラ」についても、自分の言葉ではなせる。

そういう人に私はなりたい。
そういう人に私はなる。

9月10日(夜) 「幸せな瞬間を残すということ。」

友達から電話。
結婚式のプッチ打ち合わせ。
とうとう、私もブライダルデビューか。。
女の子が人生の中で一番、輝く時なのかもしれない
その瞬間をカタチにできるのは、
とてもとても光栄で、嬉しいことだと思う。

頑張って、いい写真を撮ろう。

人は「愛された記憶」によって
生かされるものだと信じているから。

9月9日(夜) 「写真展の3日目」

今日も昨日の余韻の幸せで一日が過ぎた。
というほど、のんびりした月曜日ではなかったけれど。
写真展の風景を思い出しながらそれだけで
幸せな気持ちになれる。

昨日の出来事。驚くべきは、
「ホームページを見て来ました」という人がいたこと。
すごいなぁ、とにかく嬉しい。

「まさか本人がいるとは…」と驚いた様子の
その人とお茶を飲みながら話しをして印象的だったのは、
「自分には、作品の善し悪しの基準っていうのはわからないけれど、
 自分の中で、写真だったら、ふと目をとめてしまうもの。
 音楽だったら、足をとめて聞き入ってしまうもの。
 もっとそれを感じたいと思うことが、自分にとっていい作品か
 どうかなんですよね。」
私と同い年の彼はこんなふぅに私に話してくれて、
当たり前のことなんだけれど、そのことがよくわかり過ぎて
今ここに、この人がいることにすごく感謝できた。


自分の中で大きな発見があったのは、
撮影でもないのに、モデルの男の子や女の子に出会うことに
とんでもなく、照れてしまうこと。

例えていうならば、そうこんな感じ。
勢いでエッチしてしまった後、全てをお互いにさらけ出して
しまった後。
その後、しばらく会わずにいて
久しぶりに顔を合わせた気恥ずかしさ。
また会えて嬉しい、だけど、どんな顔していいか
わからないわ、みたいな。
(こういう経験はないので、あくまで想像)

また、シタイと思えるかどうかが
今後の展開でとっても重要なポイントで、
撮影は魂の交わりで、私の身体はおもしろいように
「女」なんだな、と思う。



9月8日(夜) 「写真展の二日目」

何度でも感動する。
ひとつの空間に自分の愛しい写真が
飾られていることを感じる度に。

おそろしいことに「満足」をしている。
この会場が人であふれていなくても、
拍手で賞賛されなくても、
そんなことはどうでもいい。

個展ができた。
私の写真がここにある。
夢がかなった。

素晴らしい。本当に素晴らしい。

こんなに幸せなことがあるだろうか。
私は幸せだ。

夢を見る権利がある。
夢をかなえる可能性がある。

あぁ、生きているなぁ。。。


9月7日(夜) 「写真展初日が終わり。」

もう、たまらなく楽しい、嬉しい、素晴らしい。
舞台と一緒でクセになります。
もうその味をしめてしまいました。
あぁ、また写真展がやりたい!

(ってまだ初日しか終わってないけれど)

写真展の初日。
私が撮影した愛しい写真たちが
壁にずらりと並んでいるのを見ては、
「写真が結んでくれた出会いって、縁って
 素晴らしいなぁ。。」としみじみ。

自転車にのってきてくれた地元の、お兄様(?)
個展で写真が初公開となったモデルの男のコ。
花束をかかえてもってきてくれた女のコ。
電報とどけてくれたたくさんの人たち。
3年ぶりに再会。某社で同期入社だった、同僚の男のコ。
忙しいスケジュールの合間に来てくれた人、人、人。

さらには、ほんと、たくさんのお花が届いて
(某編集部からも)もう死んでもいいくらいに幸せでした。

今日はまた違う出会いと発見があるかも。



9月6日(夜) 「何をしてるかっつうと。」

日付けは変わって9月6日の、午前4時。
あと、8時間後には、初めての写真展がオープン。

こんな時間に何をしてるかっつうと、
写真展の準備です。。。

今日は搬入を行い、無事に展示は終了。
案内チラシのデザインがさきほどやっと完了し
コンビニで大量にコピーをとってきたところ。
今から、看板用のA3サイズのポスターを
つくるところ。
それが終わったら「とよめる」で写真展の告知を
行う予定。

その後は、明日の荷物のチェック。
っと、その前に対談インタビュー用の原稿も
つくらないと…。

そうそう、用意した数量限定のポストカードも
「数量限定っていうか、少なすぎてすぐ売り切れるかも?」

なんて御指摘をいただき、増刷しなければならない
ことも忘れていた。

多分、寝ずにそのまま会場に向かうんじゃなかろうか…。
いやーん。9/6 の15時からは、個展会場での対談が
ネットで生中継されるというのに、きっとひどい顔なんだわ。

昼間きちんと働いて、空いた時間に自分のやりたいことやるって
口でいうほど簡単じゃないです。

やるべきことやってるか?

自分に問いかけながら毎日を暮らすのって
プレッシャーもあるしストレスもある。

だけど、どっちも真剣にやらないと生活が
成り立たないので消費するエネルギーも半端じゃないっす。

だけど、人生の2倍は楽しめます。




9月5日(夜) 「 思ったより甘くない。」

正直、こんなに大変だと思ってませんでした。
世の中そんなに甘くない。
人に見せられるものをつくるためには、
ああしても、こうしても
「まだまだ!」って思えていつまでたっても
仕事は終わらない。

あっちもこっちも、責任もって
真剣にやるってこんなに疲れるとは。。

「楽しそうでいいね」なんて呑気なことを
言う人がいたとしたらこう言います。

「こんなん、アホとちがうかったらやれへんで。」




9月5日(夜) 「 思ったより甘くない。」

明日締めきりなら、今日中に仕上げて
明後日の仕事を今日からとりかかろう…。

仕事に関してはそういうスタンスで
とにかく「早くすること」くらいしか
私には能がないんだからチャキチャキやってこ!

そんな私が今回ばかりは
夏休みの宿題を二学期まで持ち越した小学生。

眠れそうにありません。

朝も昼も夜も走り続けるって
思うほど簡単じゃなくて、
時間の大切さを改めて思う。

今やっているこの仕事は未来のどこに
つながっているんだろう?

って見えてなきゃ、ここまで
本気になれないよね。実際。






9月4日(夜) 「今度はなんだ。」

冷蔵庫のごきげんがイイと思ったら
今度はクーラーがすねてきた。

あぁ、なんてことなの。
私のベッドがぐっしょりぃ。

雨漏りかと思う程のしたたり落ちる
雫になすすべもなく、
とりあえずクーラーを消すことに。

さて、がんばるか。
もう、ごめん、がんばれない。







9月3日(夜) 「イライラする理由」

時間に追われてイライラ。
今日は、仕事に向かう朝からナンパされるし、
(あれはどこの会社のサラリーマンだ?)
仕事帰りには、スカウトされるし、
家に帰れば、電話はジャンジャンかかってくるし。

あぁ、今日はひとりでいたい。
誰にもかまわれたくない。

何がムカツクって、申し込んだはずの
沖縄旅行が行き違いだかなんだかでまだ正式に予約
できてなくってその結果があと1週間はかかるって。
他のツアー会社に電話したら、タッチの差で手遅れ。
期間を短くして、値段を高くすれば、
余席があるらしいんだけど、何がなんでも高すぎる。
あぁ、海外か国内かで迷ったのが運のツキ。
沖縄がダメなら、北海道にでも行こうかな。

あー、時間とかお金とか、
ちょっとの差で考えたり迷ったりしないくらい
大らかな生き方をしたいな。

何がムカツクってそんな自分にムカツくんだよ!
自分の好きな国に、自分の好きな時に行ける。
そんな生き方ができるようになるまで
私、何を頑張ればいいんだろう?

とはいうものの、限られた中のギリギリの中で
やりくりするのも楽しいものだけど。
(そんなわけあるかいな)






9月2日(夜) 「今日思ったこと」

販売用のポストカードの制作を行う。

この週末には写真展。
あと、やらなきゃいけないことは

芳名帳を準備するでしょ、
キャプションをつくるでしょ、
「はじめに」ボードをつくるでしょ、
あ、それから、名刺もつくらないと。

あぁ、考えたらいろいろやることあるじゃない。
本当に間に合うのかしら、という不安をよそに
時間は過ぎていく。あぁ、諸行無常。(意味無し)

この前見た、映画のことを思い返しては
考えたりするんだけれど、
仕事を愛する人は、仕事に愛されるんだな、と。

いろいろ考えて最近は常に興奮気味。
あー。やっぱりまだ胃が痛い。




9月1日(夜) 「胃薬と頭痛薬と」

空腹で胃薬を飲んだら
胃が痛くなった。

仕方なく、食事をとったら、
胃もたれした。

うーん。